ここ数日で、２月の公演を延期にする決断をした。そして、日に日に状況は悪化している。一旦、昨年の４月〜５月ぐらいのレベルの自粛をやらないと、あまりいい方向には向かっていないような気がする。「佐賀はまだ大丈夫」だという油断は全くできない。だんだんと、世界のメディアがオリンピック中止なのではないかと騒ぎ始めている。
そんな中でも、灯火を消させることなく、我々、演劇人たちは活動を続ける術を探していくしかない。現場がどんどんなくなり暇だと言っていても拉致があかない。また多くの集客ができる時になってから動き出すのでは遅い。今できることは、オンラインとリアルの融合でしかない。これからもっとメディアシフトが加速していき、オンラインというツールを生かしながらリアルな活動をやることでしか生き残れないとさえ思っている。一旦、２月の公演は延期にしたけれど、まだやっていけるリアルな現場を実施しながら、他の新たな企画を立てて動き出す。
暇なんてことはない。やれることはいっぱいある。その時間を与えられたのであれば、それはギフトでしかない。ピンチはチャンスとか、ありふれたことではなく、どう時間を使って活動を進化させるかを考えていくのが、アーティストなのではないだろうか。
やりたいことがあるって素敵だと単純に思う。それらを実現できる仲間もいることにも感謝するばかりだ。
次の世代に残すことをやるとかカッコつけたことを言っても、それを本当にやっている人がどれだけいるだろうか。それにつながるようなことをやり続けているかが問われる。ビジョンを口だけで言うのは簡単だ。本当にやり続けて、形に残っているなら、なにか次世代に渡せるものがあるだろう。
というわけで、今日の写真はラジオの収録から。色々と昔の話をさせてもらった本日の放送を聞いてくださった方々に感謝。パーソナリティの宮近さんに感謝。NBCラジオの番組「バカロックラヂオ」のブログはこちから→ https://bakaradi.sagafan.jp/