今日の写真は、先日の卒業式より。

そういえば、先日、立て込んでいる中ではあったが、キッズミュージカルTOSUの公演を見に行くことができた。他の団体の公演を見ることはとても勉強になる。なるべく毎回、鳥栖キッズの公演は時間をなんとか作って見るようにしているのだが、素晴らしい演技をいつも見せてくれる。とても中学3年生以下の集団とは思えないほどだ。演出力は圧倒的なものがあり、尊敬の念も抱きながら、あのように自由自在にできることに嫉妬する部分もある。

様々な団体の子ども達の演技を見ることは本当に気づきを色々と与えてくれるものだ。

私は、現在、一番下は小学1年生がいる団体から、上は85歳がいる団体で指導をしている。また、大学でも演劇の手法を使った表現力やコミュニケーションをテーマにした授業を実施している。唯一、定期的に関わっていないのは幼稚園や保育園児だけで、ほぼほぼ全部の年齢層と一緒に演劇の活動をしている。それぞれで自分の指導力だったり、公演やイベントの推進力が求められる。まだまだ自分の力は足りないことも多いのだが、毎回何かをする度に試されていると思っている。レッスンなどにおいて、どこかで知り得たことを実践できるという場所が存在するから、さらに自分の学びにできると思っている。何年も続けて一緒に何かをさせてもらえていることは、ありがたいことだ。

私は演劇は最高の教養教育だと考えている。演劇を学ぶ・経験をするということは、必ずしもその分野に進むとか、それをやり続けることにだけに意味があるわけではないと考えている。表現をすること、伝えることなどのコミュニケーションの実践だけでなく、演劇の内容からも学ぶことができる。日々の生活に役に立つスキルや知識を得ることができると考えている。だから、私は多くの人に演劇を体験してもらいたいと思っている。

演劇に触れる人をこれからももっと増やしていきたい。そこは、きっと方法や活動の場所は違えど、同じ思いを持っていると感じている。

さて、さがドラマスクール第11回公演「明日葉の庭」は6月5日・6日に佐賀市のエスプラッツホールで開催する。チケットは絶賛予約受付中。こちらからどうぞ→ https://aoyagi-engeki.com/ticket

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