上半期お疲れ様でした

いつの間にか今年も上半期は終わっていた。時が経つのは改めて早いと感じるような、濃密で長かった感じる部分もある。自己成長や達成感という観点で、上半期を振り返ってみよう。

継続的にやっている佐賀城本丸歴史館での寸劇公演は、ずっとかわらずやっているので、それがいつもあることは前提にある。それ以外で、新春の町歩きイベントを開催し、外部から依頼があった公演も定期的にあった。賢人ジュニアの第2期生の発表公演も開催することができた。佐賀城本丸での休演も数回あったとしても、コロナ禍において充実した幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊の活動をすることができた。佐賀県が開催するリアルとオンラインを融合した文化祭「ライブスビヨンド」のリアル公演イベントには、八賢人おもてなし隊だけでなく、劇団SA-GAも出演させていただいた。

さがドラマスクール第11回公演「明日葉の庭」は2月の公演を延期することになったが、6月に無事にコロナの流行の合間を縫って開催することができたのは、非常に幸いであった。本来ならであるならば、6月にご来場いただいた観客数の3倍以上を期待できたことであったが、それはこのご時世では仕方のないことだ。好評をいただき10周年にふさわしい公演となった。

薩摩琵琶奏家の北原香菜子さんとコラボする「見えない演劇」の第一弾を開催することができた。これは観客の視界を閉ざし、音のみで楽しんでもらうという企画で、普段あまり佐賀では実施されていない取り組みとなり、今後も続けていくことで計画をしている。

多久ミュージカルカンパニーは、金子みすゞプロジェクトととして、合唱作曲家の弓削田健介さんが作成した金子みすゞさんの詩をもとに作られた歌を紡いだ物語を映像作品として作成させていただいた。舞台のミュージカルではなく、映像ミュージカルは初めての試みであり、学び多い経験となった。

4月から新学期が始まり、今まで指導していなかった科目がたくさんあったり、新しく教えにいく場所が増えたのに加えて、コロナによる遠隔対応を余儀なくされ、従業の準備にずっと追われていた。今でも追われている。新しい役職を担うことにもなり業務も増えたが、その分、様々な経験させてもらっているので、仕事をどう効率的にさばくことができるかを学ばせてもらっている。

オンラインでの演劇的手法によるコミュニケーションワークショップを実施するための機材を揃え、開催し、分析した結果を実践論文として残すことができた。今後はリアルのみではなく、オンライン実践も増やし、両方の良さを生かしたワークショップ活動ができるようにしていく予定だ。

脚本と作詞の仕事の依頼を受けたりもしていたので、ありがたい執筆活動の機会となり、活動の幅を広げることができたと言える。

コロナだから、何かを止めることができない。コロナであっても実施できる術を探し、常に創出していくことが、自分自身を成長させたり、達成感を感じることができるものであるとつくづく感じた上半期だった。

そして、これからの下半期の様々な活動を計画中である。劇団SA-GAも、TMCも、さがドラマスクールも、北原香菜子氏とのコラボも、幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊も、色々とやることがあり本当に楽しみな下半期となりそうだ。まあ、あまり年末まで休みなしになりそうだが、突っ走るつもりだ。

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