大学の存在意義

つくづく大学という場所が、日本においても学び直しや、人生を再スタートするきっかけの場所になって欲しいと思う。多くの日本人は、一旦仕事についてしまうと、再び大学に行こうと思う人は一般的に少ない。行きたいと思っていても実行に移す人は少ない。自分がやってきたことじゃない分野のことを学んで、違う学位を取得したって良いと思う。なかなか日本人でダブルで違う分野の学士号を持っている人はいないが、アメリカではざらにいる。ダブルで修士号を持っている人だっている。博士号を2つ持っている人はそうそういない。

これは個人主義という日本にはない概念が、そうせるのである。学ぶことについて人の目など気にしていられない。だから何歳になっても大学に通ったっていいし、そんなことを他の誰かからどう見られようが全く問題ない。むしろ尊敬に値することにさえなる。若者だけが通うのが大学ではない。そのように日本でも大学の存在意義が変わって欲しいものだ。

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