安易に答えを求めすぎ

ニュース記事の書き方は巧妙だ。「〇〇の恐れがある」という曖昧な表現は、そうならなかったら別に問題ないし、その通りになった時に「やっぱりね」って言える。懸念しているとか、危機感を表しているとか、すべては「おそらく」であり、そうならい可能性だって十分にある。専門家と言われる人たちもどのくらいの権威があるのかなどはわからない。そして、その専門家と言われる人たちも、日本におけるデルタ株が突如感染が激減した説明はいまだにできていない。

オミクロン株が2名国内で出たということ=第6波が来る、と決めつけてしまうようなコメントをテレビで流して、それがみんなの意見かのような印象を与える。もちろん感染が拡大しないように努力することは当然だが、オミクロン株がどんなものなのかがはっきりするまでもっと時間がかかるため、今後どうなるかは全くもってわからない。

現段階では、第6波は来ない可能性だってある。デルタ株とオミクロン株の競争や共存だってどうなる?またインフルエンザの話はどうなった?一気に誰も何も言わなくなったけど、本当に今年の冬は、また例のごとく専門家がいうように流行するのだろうか?

なんでも安易に答えを求めすぎではないだろうか。そんなに簡単なものと、全世界の人類がここ2年ぐらい戦っているわけではない。

本当にみなさんがSNSでシェアしている記事が正しいと言えるのだろうか?このネット社会の情報の渋滞にうんざりしている最近だ。

そして私は専門家でもなんでもないから根拠もなしに「第6波と来ない」「インフルエンザが流行しない」と予測しておこう。専門家でないから当てる必要もないし、当たったら「ほらね」と言うだけの話だ。

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