今年ももう少しで終わる。様々なことがあった1年であったが、最後の大きな仕事を全うすることができたことはありがたいことだ。これも一緒に活動をしてくれる皆様のおかげである。一人では何も大したことはできない。
人は生かされるとはこういうことなのだろう。
大きな視点でいけば、まだまだ何も成し遂げてはいないのかもしれない。しかし落胆してもしょうがない。大きなことができるようになるための過程であると考え、励しかない。
そして、今日はもうこんな時間であるが、仲間たちと語り合えたことに感謝だ。自分が思っていることや感じていることを伝えることで、また新しいものが見えてくる。潜在意識としてあるものが、はっきりとしてくる。やりたいことを言葉にすることで、より一層現実味がましてくる。
きっと、あの義祭同盟の夜にも、先人たちはそんなことをやっていたのだろう。夢を夢で終わらせないために。
実は最近、自分の中で大切にしていた仕事が一つ終わることになった。かなりショックであった。しかし、これもきっと時代の流れであり、必然的に役目が終了したのだろうと思うしかないと思った。ただ志は何も変わってはいない。若者たちを育てることを純粋にやりたいだけであった、それができる場所が一つ終わるだけだ。一つ終われば、何か新しいことが浮上する。全てが終わらないということなどあり得ない。一つの物事に執着などしてはならない。
やりたいことは山ほどある。時間が足りないくらいだ。