何かと世の中は慌ただしい週末であった。
大学入学共通テスト初日に東京大学で起きた刺傷事件。そして、2日目はトンガでの大噴火による津波警報があり、共通テストは一部影響が出ていた。コロナにおいても感染者数が増えたことをメディアが煽る。心は騒ついていたにもかかわらず、受験生は大一番に臨まなくてはならず、大変だったと思う。まだこれから受験が続くけど、とりあえず、お疲れ様でした。
大学受験シーズンということもあり、興味深い記事を見つけた。
「大学卒と大学院卒の微妙な差…進学の意味がない日本、低学歴化の危機」(GOLD ONLINE記事)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a8fb1f4a0d490a10dd5b5f1f5cc43b6b21b16c
日本社会ではあまり高学歴を望まれていないという内容の記事だ。
『先進国で「修士・博士」の取得者が増加していますが、日本では減少傾向にあります。なぜこのようなことになっているのか。その一因は給与にあるといわれています。』
私は日本で大学に行かずアメリカの大学を出た。そして、アメリカで大学院へと進んだ。それは大学院に専門性を学ぶことができ、結果的に給与は高くなることが当然だったからである。日本はどうやら違うらしい。つまり「専門性を高めたいと考える優秀な学生は海外へ流出」するということになる。
様々な学び方の在り方が日本にはない。
「世界ではさらに専門性を高めるために、社会人を続けながら大学で学ぶという国も珍しくなく、キャリアの多様性にも繋がっています。」と書かれているように、アメリカの大学は若者だけが学ぶ場所ではなかった。18歳人口が減っていく中で、日本の大学が生き残る道は、社会人にとって学びの場となることであるが、それも、何かしらキャリアアップにつながらないと全くもって意味がない。
この大きな課題だ。学びたい人がもっと増えるようにするにはどうしたもんかな….。
さて、今夜もルーティンは完了。あとは寝るだけ。また月曜日が始まるな。