演劇ライフ

若い人への世代交代が少しずつ始まっているということであろう。自分がやってきた役を他の人が演じるために稽古をしているのを見ると、なんとも初々しい感じがした。感慨深い。あまり自分が指導をしたいとは思わない。自分ならこうするのにという主観が入りすぎてしまう。だから自分自身で考えたことをやって欲しいと思っている。

人の成長とは何か。それは、自分で決めて実践することだと思っている。そのために任せることも大事だ。その点で言うと演劇というのは最適な手法だと思う。責任を持って役を演じきることを、期限の中でやらなくてはならない。そこで葛藤しながらも、自分でやるしかないことを肌で理解することができる。さらに、それには終わりがない。演技をやっていると、次なる課題が見えてくる。

だから、人は芝居を続けるのではないかと考える。やった達成感よりも、まだやれるという、成長できる、うまくなれると思うからだ。まあ、これが50代や60代になった時に、どう思うかはわからないけれど。

演劇の最初の入り口は役者であったが、自分はそこまで芝居が上手ではなかった。それでも演劇をやり続けたいこともあって、指導、演出、脚本などもやっている。それはそれで楽しいこともいっぱいあって幸せだが、役者だけを徹底的にできる人をみると少し羨ましい気もする。しかし、自分と人を比べてもどうもならない。それぞれの演劇ライフがあるのだから。

稽古やら仕事やらで最近はずっと22時終わりの毎日だな。こんな生活が初まるのはだいたい秋頃なのだけど、今年はいつもより早い気がする。つまりはコロナ前のようにイベントごとが動き出しているということであろう。

さて、月末に向けて稽古を重ねている5/28と29は、さがドラマスクール第12回公演のご来場もお待ちしている。チケットは大人前売り1500円、ご予約はこちらからどうぞ→ https://aoyagi-engeki.com/ticket

5/28・29「電気を出してね!」@唐津Otteビル
作:空閑薫 出演:さがドラマスクール・唐津演劇集団「響」
演出:青柳達也

※周辺の駐車場で上限400円でとめられて、収容台数も多い「市営有料駐車場(南城内駐車場)」を利用ください(市役所やOtteビルの駐車場は高額になります)

その後は、9月、11月とまた公演を計画中である。こうご期待!

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雲仙市立小浜中学校の子ども達が考えた原案をもとに、私が歌詞を書いた平和の願い綴った「Hope for the Future」

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青柳達也が関係する公開中の動画はこちらから是非どうぞ↓↓
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