気づき

さがドラマスクールでも次の公演に向けて、様々な議論をしている。どんな演劇をしたいのか。感動する、共感するとはどういうことか。テーマ、シチュエーションなどなど、話を連想ゲーム的に展開させて、やってみたいことを共有する。特別な手法があるわけでもない。ただ話をするだけだ。

実は先日、とある場所で「対話とは何か」とハッとさせられる場面に遭遇した。大きな組織の中で、物事を動かす時に対話を重視したいと言って、実践しても、その中で形式だけになってしまっている場合もあるということに気付かされた。様々な手法がある中で、決して全員が、そのやり方で「対話をした」と完全には感じない。そもそも全員に対して、それはできないという限界性はわかっていたとしても、やはり生の声を聞くと、ちょっと残念に思ってしまう。難しい。とはいえ、前には進まなくてはならない。

対話をいくら定義して共通理解を得ようとしても、それぞれの人の持つ対話のイメージが違うのかもしれない。

あと、組織の中で「聞いてないよ」をいかになくせるかも一つのポイントだと感じた。物事は唐突に決まる・決めることもある。決まったなら決まったでいいが、根回しや一言何かを事前に伝えるなど、人の感情に寄り添ったやり方をすることも大切なのであろう。

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11/23・12/11にに予定している実験型朗読ライブの記事を、ありがたいことに佐賀新聞に掲載いただいた→ https://www.saga-s.co.jp/articles/-/941966

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多久ミュージカルカンパニー第９回定期公演「未来のワタシに出会うはなし」

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八賢人おもてなし隊10周年記念公演のアーカイブ動画はこちら↓
①「おないとし」
出演：佐野常民、島義勇、枝吉神陽