本日は冬の冷たい風が吹く中、多くの皆さまに佐賀城本丸歴史館での歴史寸劇をご覧いただいた。全国津々浦々から訪れるお客様との出会い、それはまさに一期一会の宝物。そして、いつも応援してくださる常連の皆さまには、言葉に尽くせない感謝の気持ちでいっぱいだ。
1日5回の公演の中で、好調な時もあれば、小さなミスに悔しさを感じる瞬間もある。でも、その生の緊張感こそが、舞台の醍醐味。予測不能のハプニングも、目の前のお客様と作り上げる演劇の一部となる。
お芝居を続ける意味。それは、まさに自分自身と向き合う行為だ。今、この瞬間にしか生まれないものを全力で表現し、それが観客の心にどんな形で響くのか。その結果に正解はない。ただ、返ってくる反応がすべてを物語る。
そして、駆け抜けた本番ラッシュもいよいよ終盤。今年最後の舞台が迫っている。どんな芝居納めになるのか、自分自身も楽しみにしながら、最後まで心を込めて演じよう。