「自信を持つ」ということ

それは年始に、ある人から言われた。言葉自体はシンプルだが、その奥にある意味は深く、僕の中でじんわりと広がった。

誰もができないこと、もしくは誰もがやらないことに挑む――それこそが自分の存在意義を輝かせるものだと思う。今年の冬、忘年会からお正月休みにかけて、僕は「太らない」という小さな決意を胸に過ごした。家で過ごす時間が増えれば、つい食べすぎてしまう。世間的には「正月太り」が当たり前とされているが、そこに疑問を投げかけた。そんな“当たり前”に甘えていたら、何かを超えることなんてできやしない。

体型を維持すること――それは、僕にとって見た目以上の意味を持つ。役者として、教員として、見られる仕事をしている以上、外見は単なる飾りではなく、内側の努力の結果そのものだ。自分を律し、結果を積み重ねていくことは、単に自信を得るだけでなく、存在意義そのものを形作ってくれる。

諦めない。積み重ねる。ただそれだけだ。シンプルで平凡に思えるかもしれないが、その繰り返しが僕の礎となる。たとえ大きな称賛が得られなくても構わない。僕は僕自身のために、今日までの努力を誇れる人間でありたいのだ。

そして、明日からは激動の日々が待っている。イベントが山積みで、日々の忙しさに加え、予測不能な出来事が飛び込んできそうな予感。だが、それもまた、僕を磨く試練だ。

新しい年を迎え、僕は一歩ずつ進む。たとえ小さな歩みでも、その先にはきっと光が待っていると信じて。

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