今日は話し合いのファシリテーションの機会をいただいた。2時間という限られた時間の中で、効率よく、そして深く多角的なディスカッションを進める方法をプランニングし、実践することができた。このプロセス自体が私にとっては大きな喜びだ。なぜなら、そこにはお互いに学び合い、気づきを共有する瞬間が詰まっているからだ。それこそが学びの本質であり、私が大切にしていることでもある。
演劇ワークショップでも、演劇レッスンでも、あるいは日常の授業でも、私はその時間を共有する全員が「参加してよかった」と思えるよう意識している。ただ、それはいつも容易いわけではない。参加者の人数や内容の難易度に応じて難しくなる。それでも挑戦をやめない。なぜなら、一度の成功や失敗ではなく、試行錯誤を重ねる過程こそが本当の成長を生むと信じているからだ。
こうした取り組みの中で、私は改めて気づく。講師として、先生として、人と向き合い、ともに成長の瞬間を紡ぐこと。それが私の原動力であり、喜びの源泉だ。そして今、自分が求めていたこの現場に立てていることに感謝している。
未来の可能性を信じて挑戦を続ける限り、この道の先に広がる景色はきっと、さらに鮮やかで豊かなものになるだろう。だから、今日もまた、私は今やっていることを誇りに思いながら歩み続ける。