自分の中に、まだ何かが足りない。
そんな感覚がふと胸をよぎる日がある。
そんなときこそ、せめてポジティブな言葉を口にする。
それが、今の自分にできる小さな灯火のようなことだから。
けれど頭の中では、否定の声がぐるぐると渦を巻く。
それでも…
客観的に見れば、私は案外ちゃんと立っている。
恵まれている。支えられている。
だからこそ、感謝している。
でも、心にはずっと消えない熱がある。
18の頃からずっと、私は上を目指してきた。
あの頃から、ただ一途に、成長を願っている。
ときには「休むこと」にさえ、罪悪感を抱く。
のんびりしている間に、何かを失ってしまう気がして。
だから、止まれない。
叶えたいことがあるから。
言葉にするたび、願いが輪郭を持つ。
こんなもんで終わるなんて、思いたくもない。
世界は、見方ひとつで変わる。
捉え方で、景色はいくらでも塗り替えられる。
夢は、信じ続ける者の中で、確かに生きている。
ふと振り返れば、私は90年代のアメリカで時を過ごし、
いつの間にか帰国して、
レッチリもリンキンパークも、まさか生で観られるなんて思わなかった。
そして今度は、オフスプのライブへ。
人生って、驚きと余韻の連続だ。
願いが叶っても、叶わなくても。
結局、すべては「In the end, it doesn’t even matter」。
だから私は今日も、全力で、生きていく。
迷いながら、走りながら、
まだ見ぬ明日を信じて。