わずかな安らぎを

物事はいつも平穏ではない。
突然、何が起こるかわからない。
人生はそんなもんといえば、そんなもんなんだけど――。

風が吹けば、木の葉は揺れる。
心がざわつくときは、何かが変わろうとしている合図かもしれない。
朝と昼のあいだにふと立ち止まって、
「今日は無事に終わるのだろうか」と、空を見上げることもある。

けれど、思いがけないことが起きたときこそ、
自分の底力が試される瞬間でもある。
目の前の景色がにわかに変わっても、
足元の感覚を忘れずにいられたら、
きっと、揺れながらも進んでいける。

平穏でない日々の中に、
ほんのわずかな安らぎを見つけることができたら、
それだけで、きっと大丈夫。
今日はそれがちょっとだけできた気がする。

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