大丈夫さ

毎日帰宅するのは、いつも深夜を回ってからだ。体はクタクタに疲れきっているけれど、湯船に身を沈めた瞬間、じんわりと命が戻ってくるのを感じる。熱いお湯が、張りつめていた筋肉も心のささくれも、少しずつほどいてくれる。

湯気の中、天井を見上げながら、ふと考える。一年後の私は、何をしているだろうか。どんな顔をして、どんな景色を見ているのだろうか。

もし、その未来の自分が、今の私に手紙をくれるとしたら、何と書いてくるだろう。

今感じている苦しみも、葛藤も、ただの消耗ではなく、強くなるための通過点だと信じたい。うまくいかないことの連続に、心が折れそうになる日もある。それでも私は思うのだ。この悩み、この試行錯誤、この不器用な時間のすべてが、やがて知恵となって、私の血肉になっていくのだと。

無駄なことなど、一つもない。今、もがいていること、泣きたくなるほど必死に戦っていること、それらは全部、未来の私を支える武器になる。だから、私はめげない。

「大丈夫さ。私は、私を信じて進んでいく。」

そして今日も、静かに夜が更けていく。

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