2025年も、振り返れば演劇活動に没頭した一年だった。
さまざまな場所で舞台に立つ機会をいただき、忙しさの中にも確かな充実感があった。何より、その一つひとつの場に呼んでもらえたこと自体がありがたく、感謝の気持ちを噛みしめる一年でもあった。
主な活動を挙げてみると、年の始まりは1月の八賢人おもてなし隊による「全国農業サミット」への出演から始まった。2月には「江藤新平復権プロジェクト~ 江藤新平・島義勇 復権・顕彰式典」に出演した。同じ2月から3月にかけては『猫を飼う「幸福な生活」』に関わった。
3月には鹿島市での「みんなの集い」、5月には「全国赤十字大会」と、八賢人おもてなし隊としての出演が続いた。5月には唐津名護屋武将隊の初陣をプロデュースするという、新たな役割も経験した。
秋には再び舞台が続く。9月の龍泰寺ウォーキングツアー、そして八賢人おもてなし隊の13周年記念公演。積み重ねてきた時間の重さと、続けてきたからこそ見える景色を感じる場面でもあった。10月には『シン・ハリマオ』に出演した。
こうした公演以外にも、年間を通して毎週日曜日に開催されている佐賀城本丸歴史館での歴史寸劇には、月に1〜2回ほど出演した。さらに、年間で約30回ある外部公演のうち、10回ほど舞台に立つ機会をいただいた。毎月、必ず数回は演劇に関わる予定が入っているという状況は、決して当たり前ではなく、本当に恵まれていることだと感じている。
また、多久ミュージカルカンパニー(TMC)の指導も、年間を通して続いた活動の一つである。月に2〜3回の稽古指導は夏休みの合宿に加え、イベント出演時の引率などもあり、教える立場として舞台と向き合う時間が多かった。子どもたちやメンバーが少しずつ成長していく姿を見ることは、自分自身の演劇観を問い直すきっかけにもなった。
こうして書き出してみると、改めて2025年は「演劇が日常にあった一年」だったのだと思う。特別な出来事の連続というより、積み重ねの一年。その積み重ねこそが、次の舞台へとつながっていくのだろう。
