わずかな余白

二月は、息をつく間もなく過ぎていった。

「江藤新平伝」と「猫を飼う」
同じ月に二本の本番を打つというのは、やはり無謀だったのだと思う。けれど、その無謀は一人では成立しなかった。支えてくれた人たちがいて、足を運んでくださったお客様がいて、どうにか乗り越えることができた。気づけば、客席には多くの人の気配があった。ただただ、感謝しかない。

ひと息つきたいところだが、そうもいかない。
三月の本番ラッシュは、もうすぐそこまで来ている。

だから今週くらいは、少しだけ静かにしていよう。
次に走り出すための、わずかな余白として。

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