大阪関西万博が終わった。
暑い中で、1度足を運ぶことができたのはありがたかった。やはり終わってしまうと寂しいものだ。たくさんの来場者が世界中から駆けつけ、莫大な経済効果を生み、そして大きなお祭りを精一杯楽しんでいたのだと思う。考えてみれば、この規模のお祭りは、なかなか人生の中で出会えないのではないだろうか。
昨日は、シン・ハリマオの公演を終え、個人的にも何かお祭りが一つ終わった感じだ。
長い準備の時間、積み重ねた日々、たくさんの人の想いがあの一日に集まっていた。
終わった今は、静かにその余韻の中にいる。
明日から普通の日が始まる。
でも、少しだけ景色が違って見えるのだろう。
大きな出来事のあとに残るのは、空っぽではなく、確かに積み重ねた時間の温もりだ。
それを胸に、また日常へ戻っていく。
