演劇の力

みなさん、

こんばんは。ここ連日連夜走りっぱなしです。ヘトヘトに疲れた身体は風呂につかると少し楽になりますね。今更ですが、湯船につかることは大事ですね。

今日は、企画から最後の最後までギリギリ準備してきた「まちあるき」の初日でした。短い期間の告知だったにもかかわらず、全4回ともほぼ満席のお客様でご案内させていただきました。賢人役者、スタッフ、子どもガイドのお二人、本当にお疲れ様でした。沢山の人々に支えられ、このプロジェクトが動き出しました。参加いただいたお客様、本当にありがとうございました。概ね喜んでいただけたようですので幸いです。佐賀新聞の取材も入りましたので、後日記事になると思います。2月まであと9日間の開催ですが、毎回違うメンバーですので、しっかりと準備と稽古をしてのぞみたいと思います。

そして、疲労と睡魔と戦いながら多久へ移動し、TMCのレッスンでした。今日の演技レッスンでは、5行のセリフを覚えてもらって、様々な表現で演じてみるという単純な内容でしたが、奥深いものになりました。最初は、まずは覚えてもらってから、自分たちで違った感情とか雰囲気でセリフを言ってみるなどを色々やってみて、その後、私が出すお題で全員でやってみることにしました。たった5行のセリフでどうにでもやりようがあることを体感してもらってから、最終的には自分が考える解釈やイメージで演じてもらいました。一人一人区切っていくのではなく、ステージに立っているつもりで、決めた順番で一人ずつが次々に続けて演じてもらうことにしました。みんなが終わるまでの集中力も持続させることも意図していました。多種多様な解釈で演じるから面白かったです。演じた後に、それぞれが自分の言葉でどんなことをイメージしてやったかを説明してもらいました。これも、何をどんな風にしようとしたかをしっかりと自分の考えを言葉に出す訓練です。すると、ちゃんと出てくる。伝えることができる。彼らの力は素晴らしいと思うばかりです。

自分のアイデアを形する。それが演劇で培うことができる力だと思います。

疲れ切っていた私でしたが、素直に表現する人たちと一緒にレッスンをやっていたらエネルギーをもらいました。それと栄養ドリンクの力を借りて、また佐賀へ移動。そして明日本番の寸劇の稽古でした。明日はとあるイベントで寸劇「道なき道を」の上演です。みんな本丸やらまちあるきやらで疲れているのに集まってしっかりと稽古しました。準備万端。明日が楽しみです。最後のエネルギーを振り絞って終えたの頃には23時になっていました。

明日も本番やら稽古やらですね。「暁のかけら」の本番の週に突入ぜよ!さあ、まだまだこれからだ!楽しいことがいっぱいですね。日々、感謝です。

今日の写真は松原川の人面魚としておなじみの「ジョニー」です。まちあるき中に発見しました!

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