決断を!

みなさん、

こんばんは。今日は日中は暑いくらいでしたね。春コートも着なくて良くなりました。夏がだんだんとやってきていますね。

さて、日本の教育において9月入学にすることがささやかれていますね。私は、この際グローバルスタンダードに合わせるのも悪くはないと思っています。一方で、日本の古くからあることを変えるのはどうだろうかという疑問の声もあがってくるでしょう。卒業式や入学式が春にない日本はどんな感じになるのでしょうかね。

私はアメリカの大学を卒業しているのですが、入学も卒業もイレギュラーだったパターンです。2学期制の大学の場合、秋学期が8月末〜12月末、春学期が1月初旬〜5月初旬です。あとは6月〜8月に短期間で開講される夏学期というのがありますが、夏学期はとらない学生も多いです。通常は秋学期から入学するのですが、実は春学期入学も認められています。また、春学期が終わってだいたい卒業式があるのですが、別に秋学期や夏学期のあとに卒業しても問題はありません。ちなにみ、私は4年生大学では、5年半かかって春学期入学の夏学期卒業でしたので、入学式も卒業式も参加していません。大学院では入学式は出ずに、卒業式だけは参加しました。

また、アメリカでは、働きながら少しずつ単位を取得していき長い期間をかけて卒業する社会人学生もいっぱいいます。学部も途中で変えることもできます。休学して戻ってくる学生もいます。大学というのは単なる学びの場所であることが大前提であり、そもそも教育とは個人差があるものだから、柔軟に対応すべき場所なのです。

ここまで大胆に改革ができる大学は日本にはないかもしれませんが、少なくとも私が目指したいのは、年齢や個人が置かれている状況に関係なく誰でも学びを得られる環境を作るこだと考えています。

というわけで9月入学ですが…これはもう決断しかないです、総理!安倍sorryにならないで、英断をしてほしいものです。

歴史的な話をすると、大隈重信は旧暦から西暦に変えるという英断をしました。これは日本がこれから外国と肩を並べてつきあっていかねばならないという根拠で決めたわけです。暦を変えるということは、それは猛反対もあったでしょう。しかし、その政治的な決断力がない限り、日本はいつまでたっても変わらなかったでしょう。

新しい価値観を生み出すことが今回の新型コロナウイルスで受けたダメージを克服していくことにつながるのではないかと考えています。今まで当たり前にできていたことができなくなったりしているわけで、それによって価値観を変えて、ライフスタイルを変えていくしかないです。生きていかねばならないのですから。

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