人生は若きに極まる

なかなかブログがかけないと1日を終えることができない。これは自分に課しているルールだから、やり遂げるしかない。別に守らなくてもいいことなのだが、何かを毎日続けていることをどれだけ続けられるかをチャレンジしている。でも、実は本当に書く気力がない日もある。今日みたいな日だ。何もなかったわけではなく、むしろ濃密過ぎて、夜中に思考力が停止している。

今日で集中講義の2日間が終わった。1限〜4限というのは長いが、連続だからこそ達成できる醍醐味がある。学生が頑張っている姿を見ていると、自分も踏ん張れる。学びたいという意欲が伝わってきた時には、どれだけでも努力したいと思えてくる。今日で前半が終わったので、再来週に控えている後半の楽しみになってきた。

講義の中で話をしていた時に、ふと大学に留学をしていた頃のことを思いだした。授業の履修の方法とか、内容とか、場所とか、住み始めた寮とか、何もかもが新しい環境の中で、いっぱいいっぱいでありながらも、なんとか頑張っていてた。そんな環境に自らをあえて放り込んだのだから、若さってすごいものだ。客観的に見ると無謀だったのかもしれない。それでも、なんとかできたことは後々の自分に自信を持たせてくれることにつながって行った。

佐賀藩祖鍋島直茂公は、「人の一生は若きに極まる」という言葉を残された。「若い時代に培った土壌の上にしか壮年期の展開はない」という解釈であるが、それがやけに心に響いた。若さというのは可能性を無限に秘めている。だから、それを生かしてあげたいとつくづく思った今日だった。

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