本日はとある中学校で、幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊の学校訪問公演だった。久しぶりの学校公演ということもあり、楽しかった。笑ってくれたり、うんうんと頷いてくれたりと反応を示してくれる生徒さんたち。歴史と誇りを後世に伝えるということが目的であるが、表現力についてもお手本となれるようにしたいと思っている。
おそらくなぜ演劇なのかというところの醍醐味であろう。ただ単にコンテンツを学ぶのであれば映像などは山ほど存在するであろう。しかし、生で何かを感じてもらうことで、もっと心が動くはずだ。それが役者の力であるし、そのために日々の稽古をつみ、スキルを磨いているわけだ。
伝えたいことがあるから。
今回、関わっているLiveS Beyondにおいても、今は映像として配信し、少しでも演劇に触れていただけることは非常にありがたい。そして、この映像を見て、やはり生で見たいと思って足を運ぶことにつながって欲しいと思っている。九州の方ではだんだんとコロナも落ち着いてきたと言える。少しずつ行政が主催しているイベントも行われるようになってきた。マスクも、フェースシールドも、フェースガードもいつかは過去の物事になる日がやってくる。そう信じながら、活動を続けていくしかない。
明日も新たなチャレンジが待っている。やってみないとわからないことも多いが、その分、ワクワクもする。ただ本気で楽しむ覚悟を持って実践するのみだ。