11月8日はアバンセでシンポジウムに登壇します

演劇がもっと世の中で使われていいと思っている演劇人は多いであろう。自分の仕事や実践の機会が増えるのだから当然のことだ。しかし、それを言葉で理想を語るだけでなく、本当にそれを実現をするために本当に実践をしているかどうかが問われるのではないだろうか。

誰かが自分の代わりにやってくれるわけでもない。多くの人たちに出会い、演劇の可能性を語り、そして実践に結びつけることをしなくては、広がりはないだろう。特に地方で活動する実践家たちは、セルフプロデュースのマインドがないと生き残ってはいけないであろう。

自分のできる限りのことをやるというのも、なんだか逃げのような気がする。私の考え方は古いのかもしれないが、多くの分野の成功者たちは、時間と労力を惜しまずに努力を重ねてきた人たちだ。「できる限り」という枠を設けなかった人たちだと思っている。一つの仕事をもらって、成果として自分のできる限りをやったとしても、それでは足りない。次の仕事につなげるには、期待以上の仕事をする必要がある。

自分たちがバリバリ活動するだけでも足りない。次の世代のことを考えなくては、長くは続かない。自分のことも、他者の育成も、同時進行でやらなくては、追いつかない。私は演劇の力を信じている。だから、それを実践できる現場をとにかく増やし、ビジネス、行政、教育など様々な業種の理解をしてもらえる仲間にもっともっと出会っていきたい。共感してもらえる夢を語っていきたい。

そんなわけで、これまでも色々とお仕事を佐賀県立生涯学習センター「アバンセ」でさせてもらってきたが、新たな機会をいただくことになった。来たる11月8日(日)14:00〜16:00にシンポジウムに登壇する。題目は「アートとエンターテイメントの新しい可能性」。富吉さん、北原さんは以前にも何度もご一緒させてもらっているが、存在は知っているものの重松さんとボンドさんとは、実は初めてとなる。アートを切り口に、色々とディスカッションできることは楽しみだ。オンライン聴講も可能だが、事前申し込みが必要なので、こちらの申込フォームからどうぞ→
https://www.avance.or.jp/syougai/_2797/_4825/_4826.html

オンラインなので、県内外の多くの方々にご覧いただきたい。ふるってお申し込みをどうぞ。

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