昔の風貌

今夜も稽古だった。23時台に帰宅するともうこんな時間だ。慌ててブログを書かないと寝れない。

台本を手から離して、セリフを言い始めると芝居にだんだんとなっていく。まだまだではあるが、面白くなってきているところもある。これからどんどん変わっていくであろう。やっとこの段階にきた感じだ。BGMも選んできたので、少し試すことができた。数回やってみないとしっくりくるかどうかわからないが、良い感じのものもあった。

稽古の時に、昔出た芝居のことが話題にあがって、2012年4月に出演した「若葉のゆれるころ」という、佐賀の楠を守った福田ヨシの生涯を綴った芝居にでたことがあったのを思い出した。出番は1シーンしかない、若い頃に亡くしなってしまった福田ヨシの旦那の役だった。実は、その芝居があるまでは、髪はロン毛のモジャモジャで髭を伸ばしていたのを、芝居の本番の直前に短く髪を切って髭も剃ったことがあった。その後、2012年9月に八賢人おもてなし隊の歴史寸劇活動が始まったから、ロン毛にも髭も伸ばすこともできずに、それからわりと今の状態が続いている。多分、私のあの頃の風貌を覚えている人もあまりいないだろう。怪しすぎて、逆に印象に残っている人ももしかしたらいるかも知れない。それが今日の写真だ。

2010年ぐらいから本格的に佐賀で演劇活動を始めた。気づけば10年が経った。この10年でどのくらいのことが変わったであろうか。佐賀に演劇が定着してきているような気がするので、それはありがたいことだ。

昔を振り返ると、なんとも懐かしいな。

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