人生125年

まだまだ今夜は佐賀県内各地で夜になって雪が降ってきたようだ。今回の寒波はそんなには甘くなかった。本当に冬将軍ががっつりと居座った感じだ。やっと明日からは少しずつ緩和されそうだ。

実は本日は私が演じさせてもらっている大隈重信の100回忌、1月10日は明日だったのだ。というわけで、昨日の「大隈重信100年アカデミア」のキックオフイベント、そして今夜のナイトウォークツアーという連チャンで、イベントが開催された。濃密であったこの2日間は終わりをつげたことになる。寒波やコロナ禍においてもご来場いただいたお客様にはただただ感謝するばかりだ。

そして、今夜は色々な意味でも、残りの人生の時間で何をなすべきか、何をしたいかを考えることとなったのも運命的に感じる。大隈重信は人生は125年論を唱えていた。もし、医術の進化などなどで本当にそうであるならば、あと二分の三ぐらい残っているはずだ。だとすると、まだまだやれることがあると感じた。自分にとって掲げた「演劇x教育」というテーマはブレることなく変わっていないとは思っている。そして使える時間をたっぷり使ってやってきたつもりではあるが、これから更なる進化を遂げるには、リスクを背負いながらも、勝負しなくてはならないのであろう。革命を起こさなくてはならないのであろう。そこでもし散ることになったとしても、その生き様も全うするぐらいのことをやらなくては意味がない。自分にどのくらいの才能があるかなどは自分ではわからない。だがしかし、何か大きな志をやり遂げるために、共に歩んでくれる仲間がいるのであれば、そこに勇気をもって立ち向かうことこそが、人生を全うするということであろう。

私は自分が学びを得る過程において、自分よりも才能がある人をいっぱい見てきた。そして自分がそれよりも劣っている感じ、それならば、その分を努力するしかないと思ってきた。結局のところ「やるか、やらないか」というところに至り、自分はやることを主に選んできたように思う。一人ではできなかったけど、やると決めては、仲間に助けを求めた。

大隈重信100回忌を迎えた今年は、更なるチャレンジがあるのだということを直感的に感じている。だからこそ、勢いを止めることなく、走り抜けるしかない。そんなことを改めて感じることができた今日に感謝する。

まあ、とういわけで、今年も様々なことを仕掛けていきます。やりたいこは山ほどある。それを共にやりたい仲間もいる。ありがたいことだ。

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