もっとICTの平均水準を高くしていかないといけないとつくづく思う。私はアメリカの大学にいた学生時代から、とにかくパソコンで何かをやることが少しずつ増えていった。大学の授業でそうだったというのもあるが、そのおかげで独学でもある程度のソフトを触れるようになったし、今では毎日パソコンを使って何かをしている。むしろ使わない日が365日の中で無いと言っていよい。無論、ブログを書くのもパソコンでやっている。

コロナ対策として、大人数が一気に集めることが少なくなった。そうすると、同じ敷地内にいてもzoomを使った遠隔の取り組みが必要になる。それを誰でもが操作できるようになり、問題が生じても対応できるようになれば、効率はとてもアップする。Zoomだけのことではない。MicrosoftもGoogleもあらゆるツールを出しているので、使ってみると非常に有効であるものも多い。それを使いこなせる教員が、学生に使わせることによって、それに学生が慣れると、社会に出た時に一気に即戦力となる。

ちょっとした動画編集、画像編集、YouTubeにアップすること、ライブ配信などなど、ひと昔前はある特定の人に頼まないといけないことだったのが、今では多くの個人ができるようになっている。プロはプロで、クオリティの高いものを作成する時にはニーズがある。

ICTを活用した研究などももっと展開していきたいと考えている最近だ。今は主に通常でやっているような対面での演劇ワークショップのオンライン版の活動の充実であるが、その実践の場をもっと増やしていきたい。実践を踏まえて、深く分析をして論文を書くことを繰り返すことで、学びはより深いものになる。やりたいこと、できることは山ほどあるが、常に時間との戦いだ。結局のところは、やるかやらないかの差が出る。時間と労力の言い訳をしていてもどうしようもないな。

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