ワークショップ

何に魅力的に感じるのかということを考えてみた。私は人が変わっていく姿だったりする。本気になることとか、必死で何かに取り組むこととか、ハートを剥き出しにて一生懸命にやっている姿が見たい。自分が本気になれば、相手も本気になってくれる。本気を始めることで、いいエネルギーのやりとりになる。それぞれが自分自身に表現をしていいことに対して許可を与えることをする。純粋に人を向き合い、その瞬間を楽しむ。

シンプルなことでありながら、意外に難しい。いや、むしろ単純すぎるから難しいのかもしれない。

身体表現のワークショップをやっていると、そんな瞬間に出会えることがある。だからやり続けているのだろう。どんな活動をすれば参加者の心が開かれるだろうかを研究していると、簡単な答えはないが、引き出しの中から次に何を出せばいいか、どのタイミングが効果的かなどが、だんだんとわかってくる。しかし、全てがうまいくいくわけがなく、失敗することもある。即興的に参加者が表現している姿を感じながら、その直感をもとにチャレジンする。毎回、もっとこうした方がよかったのではと思うところはあるけれど、チャレンジをしないでは終わりたくはない。

思えばワークショップはアメリカにいた時代からやってきたことだが、14年ぐらい前に日本に帰ってきてからも、すぐにやり始めた。そう考えると長い間やり続けているものということになる。

今日の授業も楽しかった。

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