改めて、皆様にお願いがあります。現在、賢人ジュニアメンバー第3期生を募集しているのですが、なかなか募集状況がよくありません。そこで募集情報を拡散してもらえないでしょうか。本日(5/1)が募集締め切りだったのですが、5/7(金)まで募集期間を延長しております。5/8(土)は14:00から、ワークショップ形式のオーディションを古賀英語道場の空手道場2F(佐賀市高木町3−10)にて行います。お問い合わせ・申し込みは、sagahachikenjin@gmail.com、もしくは080-6446-7186にお気軽にどうぞ。
そもそも、私がなぜ賢人ジュニアの活動を始めたかというと、幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊の活動をいずれは次世代に引き継いてもらいたいと思っているからです。その素地作りをしかないと、急には人材は育ちません。賢人ジュニアの活動は、子どもたちが佐賀の歴史と誇りを知ることと、それを面白くわかりやすく伝える方法としての演劇を学ぶことができる取り組みとなっています。
このブログでも何度かお話ししていることですが、私は演劇に人生を救われました。思春期を迎え、人とコミュニケーションが苦手になってしまった私が、渡米して出会ったのが演劇の授業でした。その世界観に触れ、自分もやってみたいと思い、突然飛び込みました。今思えば、アメリカで、しかも英語という言語で、演技をするなんてことは無謀なことだったのかもしれません。しかし、周りにいる人たちと知り合い、仲間に支えられ、舞台に立つことができるようになりました。大学時代に子どもたちに演劇を教える機会をいただき、そこで演劇教育の可能性に気づきました。一所懸命に本気で表現することは格好良くて、美しいことだとつくづく感じました。引っ込み思案で、人前に立つと赤面をしていた私が、演劇にであったからこそ変わることができました。18歳の頃からずっと演劇をライフワークにすることができています。私の中では、本業や副業などというすみ分けはなく、今やっている全ては演劇というツールを使っていて、原点はそこにあるのです。
佐賀に戻ってきてもうすぐで14年が経とうとしています。これまでも、これからも演劇の可能性について伝え続けていきたいと強く思っています。その一つを担っている賢人ジュニアの活動に、ご参加いただける方を募集しています。お待ちしております。