とうとうオリンピックが始まった。オリンピック選手村内のアスリートや関係者、東京の感染者は増える一方だ。オリンピック後の日本がどうなっているのかが全く読めなくなってきた。
開会式においては異例のトラブル続きで、世界に日本が恥をさらしているという声も多いようだ。イベントを目前に控えて、誰かを辞めさせるとか、辞任を受け入れるとか、あまり考えられない。急に演出家という指揮官を失った開会式に期待はもはやしていないが、ただこれ以上の恥をさらさないことができるかを見届けたいと思う。関係者やスポンサーのみという、そもそも無観客で、お客さんの反応もない開会式が面白いものになるかどうかは、見てみないとわからないし、無事に終わりさえすればそれでいい。もう開会式や閉会式ではなく、競技自体を大切にすれば、それでいい。
さて、現在、練習を重ねている「見えない演劇第2弾」は8/8(日)に開催する。今回は2本立てで、第1部は3月にやった「時の崖」(作:安部公房)、そして第2部は「桃太郎」(作:芥川龍之介)を、薩摩琵琶の北原香菜子さんとのココラボし、音(こえ)で物語の世界へ誘うイベントになっている。限定25席となっているのでお早めにどうぞ!チケットの申し込みはこちらから→ https://aoyagi-engeki.com/ticket