挫折とは何か。

学歴社会となってしまっていることは否めない。ただ、ここの大学しかいかないとか、他の道はないと決めつけることが危険だ。それを自ら思いつくことはおそらく無いため、多くの場合は周りの影響、悪く言えば洗脳である。日本社会では「他の人がやっているから自分も」ということが多すぎるように感じる。自分が決めることについて、本当に自分で決めているのだろうか。

歴史から人生の教訓を得ることは多くある。大隈重信は、18歳の頃に議論に熱が入り過ぎてしまって、佐賀藩校「弘道館」の南北の寮を真っ二つ分ける大乱闘事件を引き起こした首謀者として、藩校を退学処分にさせられた。いわば人生の最初の挫折を味わったわけだ。だからこそ、大隈はこのような言葉を残している。

「諸君は必ず失敗する。ずいぶん失敗する。成功があるかも知れませぬけれども、成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たなければならぬ。たびたび失敗すると、そこで大切な経験を得る。この経験によって、もって成功を期さなければならぬのである。」

若い頃の挫折は、まだやり直しがきく。簡単に人生を諦めて欲しくはないものだ。

さて、今日も23時にはルーティンが完了。順調に継続できている。「やりたくない」「やらなくていい」が一瞬頭をよぎるが、それを断ち切って、すぐに実行することに意味がある。

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