「クリスチャン・ディオール展」


「クリスチャン・ディオール展」に足を運んだ。まさに美的な空間がドレスとインスタレーションで演出されていて、とても見応えのある展示だった。それぞれの展示室でビジュアル的に圧倒された。人気があるのは当然だ。





ドレスもいつく展示してあっただろうか。数え切れないくらいだ。それら一つ一つのデザイン性はもちろん高い。ただ、それだけではなく様々なアーティストとのコラボレーションがあったり、鏡や他のアートオブジェを駆使した展示空間を作られていた。自分があまり美術館にそこまで沢山行っていないかもしれないが、本当におもしろいと思えた展示は久しぶりかもしれない。何年か前に行った、吉岡徳仁さんの展示が記憶に残っているが、実は今回のディオール展においても吉岡さんのガラスの椅子でコラボレーションがされており、ドレスとしっかりとマッチしていた。他にも、歴代のディオールのCM映像や、ドレスをテーマにしたショートムービーなども見ることができた。総合的に、このファッションブランドの奥深さが示されていた。


展示を見ながら感じたことは、この名言に集約されている。

「私の知るすべて事、見たこと、聞いたこと、私の人生のすべてがドレスに凝縮されているのです。」(クリスチャン・ディオール)

美しいものに触れることは感動する。今年は、映画、演劇、読書、アートと、様々な文化面でのインプットをさせてもらっている。本当にありがたい。

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