壮大な夢を描く

みなさん、

こんばんは。いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます。私のウェブサイトの方も見ていただいているでしょうか?もしよろしければ、ブログを訪問した際に、覗いていってくださいね。お気づきかもしれませんが、このブログは私のウェブサイト内に存在します。他のブログを提供しているサイトを使ってはいません。

そんなことはさておき…、

私が定期的に演劇活動をしているのは「幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊」と「多久ミュージカルカンパニー(TMC)」ですが、それ以外にもTMCと同時期に立ち上げた「さがドラマスクール(SDS)」という大人の演劇団体があります。団員は少なめですが、継続的に活動してきて、これまで9回に渡る公演を実施してきました。現在、6月に第10回公演を予定しており、絶賛稽古中です。詳細はチラシなどができてからまたお知らせしますね。

SDSで私がいつも取り上げてきた芝居は主に「生きること」という哲学的なテーマを題材にしたものです。今回は1時間物を2本立てで稽古中ですが、1本目は「働くこと」、2本目は「老いること」についての疑問を観客の皆様になげかけるような作品です。2つとも生きる上で避けられないものです。それぞれに色々な思いを感じながら、そこに立ち向かっているのが人間というものなのでしょう。演劇作品は何か答えを出すわけではないです。ちょっと普段の生活で主体となっている自分を、少し客観的に捉えてみる機会だと思っています。もちろん、これは映画や本などでもできることでしょう。しかし、演劇だからこそできることは、生身の人間が目の前でそれを本当に経験しているかのように見せるから、感じてもらえることが多いのではないかと思っています。

宝のような言葉がセリフとして発せられ、それが観ている人たちの心を貫く瞬間に立ち会いたいから、私はいつまでも演劇をやり続けているのでしょう。

今回のお芝居で客演を頼んだ女優が一人います。実は私の教え子です。TMCで8歳から10年間育ててきた女の子は、立派な女性になりました。先月の「幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊」の上演でも、TMCの男子に出演してもらいました。このように、少しずつですが私がやっていることに交わりが出てきているのです。10年間もやっていれば、子どもだった子が大人になるわけですから、おかしくないことですが、お芝居が好きだと思って、続けてくれることが何より嬉しいのです。

それぞれ点になっている私の活動がつながっていくと、面白いことが起きるのではないかと感じています。子どもだけに限らず、私が色々な場所で関わってきた色々な年齢層の方々と一緒に、大きい作品を作るという、壮大な夢につながります。

先日、朝方までとある飲み会で語り合う機会がありました。そこで、いいヒントをもらったのです。ネタはどこで発生するかはわかりません。

佐賀県を舞台にした壮大なドラマを作りたい!これこそ「Made in Saga」であるという作品を作りたい!

そんなことを実現できる仲間たちが少しずつ増えているように思えます。

人生は125年。まだまだ始まったばかりです。

追記:
「君も未来の賢人になろう!」賢人ジュニアメンバー絶賛募集中です。お問い合わせは、sagahachikenjin@gmail.com までご連絡お待ちしております。

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