思えば18歳の頃に演劇を志して30年が経っている。

今日は何のために演劇を作るのか、そんなことを考えさせられた。これには一つの答えはないけれど、僕はやはり一番考えたいのは、お客様にどう伝わるかと言うことだと思う。無論、みんなを満足させることなんて不可能だが、お客様が楽しく見てもらえるクオリティを担保することは最優先させたい。安心して見れなかったり、不快に思ったりさせてしまうようでは成功とは言えないだろう。

来年に大きな舞台をやりたいと考えている。その時にどんなことを大切にしたいかと言うことを改めて考えた。役者の基礎、例えば声が通るとか滑舌とか、ミュージカルであれば歌って踊れるとか、それは最低限だとして、それよりも描きたい世界観が合っていないと人とは、本当にいいものは作れない。一緒にお芝居を作りたい相手かどうかは、そこで決まると思う。

アメリカで15年、そして日本に帰ってきて15年演劇を作ってきた今、10年以上続く団体を複数抱えて、これまで我武者羅に作品を作り続けてきたが、少し違う風を吹かせる時が来ているように思う。


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