わりとゆっくりすることができた1日だった。仕事は夕方のレッスンのみ。久しぶりに日中に自宅にいた気がする。

そして時間がある時はもちろん映画を見た。西川美和監督の作品「永い言い訳」「すばらしき世界」に引き続き、「ゆれる」を見た。俳優陣がなかなかいい演技をしていた。物語としては、まさにタイトルにあるように、様々な人の心がゆれていた。真実は何だったのか。それも、どっちとでも取れる解釈でよかったし、最後の微笑みは何だったのだろうか。その答えは出ないままに終わる、こういう余韻に浸れる作品は好みだ。

これまで見た3作品とも、西川監督はダメンズを描く。そのシンプルなダメっぷりと、純粋さや葛藤に男性として共感をするのだが、女性監督であっても男性の心理をよく理解されているのだと思う。

というわけで、今回、6月7日〜9日は「猫を飼う」公演で私が演じるのはダメンズだ。「悪党」はちょっと大人な作品となっている。ご予約受付中!

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