公演が終わり、束の間の休息を味わう間もなく、再び忙しない日々が始まった。今夜も週末に向けた稽古があり、その後の作業を終えるころには、すでに深夜。時計の針が進むのを眺めながら、自分はどうありたいのかを考える。もし変えたいのなら、ただひたすら努力を積み重ねるしかない。
“風の時代”と呼ばれる今、価値が置かれるのは、自由、権利、平等といった目に見えないもの。そんな中で、古い体質のものに違和感を覚えることが増えた。それに縛られ続ければ、気持ちもモチベーションも削がれていくばかりだ。
今は耐え、努力を重ねる時期なのかもしれない。それでも、動きを止めなければ、いつか実現すると信じて進むしかない。疑問を持ち続けながらも歩みを止めないこと。それが、初心の純粋な志を取り戻す鍵になるのかもしれない。
さて、今度の日曜日は鹿島でのイベント出演。お客様に出会えることが楽しみだ!!