敬愛するレッチリ、やっぱりスゴい。

アメリカの経済誌『Forbes』の記事によると、Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/通称レッチリ)が、キャリア史上初の大きなマイルストーンを達成したという。

なんと、イギリスのアルバムチャートに『Greatest Hits』が450週目のランクイン。
これはもう、スゴいを通り越して「伝説」だ。
こんなにも長く、こんなにも多くの人に聴かれ続けているという事実…レッチリの音楽は、まさに“生きてる!”と言える。

しかも、「Can’t Stop」が22年越しにBillboardグローバルチャートに初ランクイン。
正直、鳥肌が立った。
どれだけ時間が経っても、ジョン・フルシアンテのあのギターリフは止まらなかった。2024年のパリ五輪閉会式でのパフォーマンスが、その再評価のきっかけになったそうだ。
本当に、彼ららしい。ドラマチックで、熱くて、鮮烈で。

私はあの頃、90年代のアメリカに住んでいた。テレビやラジオから流れてきたレッチリの音楽。あの空気を、今でも覚えている。
それが今、世界中でまた鳴り響いているなんて。胸がいっぱいになる。

ちなみに、私も2024年5月に東京ドームで「Unlimited Love Tour」に参戦した。
あのツアーは、340万枚以上のチケット、86公演、3億ドル超えの収益と、2020年代で3番目に成功したロックツアーになった。ロックの魂を、ファンクの躍動を、情熱の汗を、ステージの上で体現してくれるからこそだ。
そんな数字もすごいけれど、何より目の前で見たあの瞬間、音の洪水、観客との一体感。あれは…一生モノの体験だった。

さらに今年、アンソニー・キーディスの自伝『Scar Tissue』が映画化されるという。
あの破天荒で繊細で、美しくも傷だらけな彼の半生が、スクリーンに映る日を思うと胸が高鳴る。
…それだけで、またレッチリを聴き返したくなる。

いや、正直に言えば、もう毎日ずっと聴いてるんだけどね!

レッチリは、ノスタルジーじゃない。
今、この瞬間も“現在進行形”で、心を震わせてくれる音楽。
ずっと昔から好きで、今日聴いても新鮮で、熱くて、たまらない。

だから私は、これからもずっと、レッチリと共に生きていく。
“Can’t stop, addicted to the shindig…” まさにその通りだ。

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