ストロベリームーン

6月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれている。

この呼び名は、アメリカ先住民の風習に由来する。6月はイチゴの収穫期。そのため、この時期の満月に「ストロベリームーン」という名前がつけられた。もちろん、本当に月がいちごのように赤くなるわけではない。ただ、夏の始まりの空気には湿気が多く、地平線近くに昇る満月が、ほんのり赤みを帯びて見えることがあるらしい。このストロベリームーンには、「見ると恋が叶う」という言い伝えもある。甘酸っぱい名前にぴったりの逸話だ。

そしてもう一つ、満月の夜には「お財布フリフリ」のルーティンを行う人も多い。これは満月に向かって財布を振り、「お金が入ってきますように」と願う習慣だ。財布の中身は空にしておくのがコツ。入ってきたお金に感謝しつつ、新たな豊かさを呼び込むという意味が込められている。

恋も、豊かさも、すべては「願う」ことで始まるのかもしれない。そんなことを思った満月の夜であった。曇りで見えないけどね(笑)

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