あたたかなご褒美

11月も下旬へと差しかかり、やわらかな日差しにすっかり甘えてしまっている自分がいる。昼間のぽかぽかとした温かさに油断して、気づけば衣替えも中途半端なまま。そろそろ、ゆっくりと続いてきた秋が幕を閉じ、冬が確実に近づいてくるのだろう。長袖のインナーくらい、そろそろ本気で準備しなきゃいけない。

なんとか濃密な週末を乗り越えた。出張から戻ったその足で、流れるようにまた仕事へ戻り、気づけば明日はもう月曜日。そう思うと、ほんの少しだけ心が重くなる。深呼吸ひとつして、また歩き出す自分を奮い立たせる。

余裕のない日々が続いているけれど、本当はどこかの温泉にでも行って、肩の力をふわりと抜きたい。静かな湯気の向こうに、やっと訪れる安らぎを思い描きながら。

新月ももうすぐだ。月に願いをかけよう。
そして、今は走るだけだ。年末まであと一踏ん張りだ。
毎日を丁寧に積み重ねていくしかない。
その先に、きっとあたたかなご褒美が待っていると信じて。

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