大晦日だったが…

大晦日を迎えたが、一年の最後の日は体調不良で終わってしまった。ほとんど一日中、布団の中で過ごしていた。毎年恒例の大掃除も手つかずのまま、時計の針だけが静かに進んでいく。思い描いていた年の締めくくりとは、ずいぶん違うかたちになった。

こういう時にこそ、健康であることの大切さを思い知らされる。普段は当たり前のように動けている身体も、ひとたび不調をきたすと、何もできなくなる。やりたいことがあっても、気持ちが前を向いていても、身体がついてこなければ始まらないのだ。

ふと考える。今年、何もしない日というのはあっただろうか。思い返してみても、記憶にはない。いつも何かに追われ、何かをこなし、次の予定を気にしながら日々を過ごしてきた気がする。走り続けることが当たり前になり、立ち止まることをどこかで怖れていたのかもしれない。

だからこそ、この大晦日の体調不良も、もしかすると身体からの小さなサインだったのだろう。少し休め、と。何もしない時間を恐れずに受け入れろ、と。

何もできなかった一日ではあったが、何も考えなかったわけではない。静かな時間の中で、自分の一年を振り返り、これからを思う余白は確かにあった。こうして一年を終えられること自体が、ありがたいことなのだと思う。

新しい年には、またやるべきことが山のように待っているだろう。それでもまずは、健康であることを何よりも大切にしたい。走り続けるためにも、ときには立ち止まり、何もしない日を許せる自分でありたい。そんなことを考えながら、静かな大晦日の夜を迎えている。
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