毎日少しずつ…

みなさん、

こんばんは。この数日間にわたる少年自然の家での生活ももうすぐ終わりです。テレビもなければ、ゆっくりする時間もほぼなくて、決まった時間にご飯を食べて、間食もしないという、超、健康生活です。これは決して悪いことではないけれど、ずっとこの生活ではさすがに私はきついですね。無論、禁酒です。

さて、写真は飾ってあった相田みつをさんの名言ですが、最近では、当たり前すぎになってしまっている感覚があり、これもちょっと危険だと思いました。もっと謙虚にならねばです。確かに、毎日少しずというのがなぜにこんなに難しいのでしょうね。ダイエットや運動もそうだし、勉学、貯金においても…とにかく難しい。論文もそうです。年に数本しか書けていない私は、研究を少しずつやっているとは言い難いです。実践の場があり、そこで学んだり気づいたりすことは多々ありますが、アウトプットしない限りは研究とは言えないです。そのプロセスにこそ大きな学びが隠されていることを、少しずつやれている研究者はみんな知っています。本も読んだだけでは自分の糧になったとは言えません。

演劇を作るプロセスも、少しずつ組み立てていくから、芝居に深みがでるものです。検証を重ねて、形にすることができるものです。芝居の長さにもよりますが、1時間以上のものなならば、3ヶ月前に脚本が上がってくるのも足りないくらいでしょう。ミュージカルなら音楽とダンスがあるから5ヶ月くらいは必要です。演劇の練習をする頻度は、私がもっと若い頃は、毎晩のようにやっていました。しかし、最近ではそこまでたくさんやっていないです。忙しいなんてことは、言い訳に過ぎません。怠慢なのでしょう。人が集まらないといけない稽古ばかりではないはずです。自分だけでもできることは山ほどあります。

やはり、謙虚ではないですね。初心を忘れてしまっていると思うからこそ、この言葉に改めてハッとさせられたのでしょう。

というわけで、今度10月に長い芝居に出ることになっています。それに向けての稽古は少しずつやらないといけないですね。自分が一番下手だと思って、よりいっぱい練習をしてくる。人と一緒に練習する時は、セリフがしっかりと腹の底に入ってる状態で臨みたいです。(あ!言ってしまった!笑)

これから夏に向けてめちゃくちゃ忙しくなり秋にピークを迎えることになります。なので、この「少しずつ」が鍵となるでしょう。

GWが終わってから、今度完全なオフがあるの年末です。その時に振り返ってみて、良き生き様であったと思えるように、何かを達成したと感じられるようにしたいです。

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