希望の旭

みなさん、

こんばんは。今朝は希望の旭で目覚めました。誇りをもって昇る太陽がなんだか素敵すぎて、思わず見とれいてました。この旭はたくさんの人々に希望を与え、今日も頑張ろうと思わせてくれるのだと感じました。天気が悪かったとしても、直接見えない場所にいたとしても、本当は毎日にきちんと昇っているのに、美しく見えた時だけに、こんな風に思ってしまう私はお調子者なのでしょう。

今朝は、実は、とても残念なニュースが舞い込んできました。私はそこまで大きな関わりがなかったのですが、少しだけ関わらせていただいた中で、その人柄や考え方に感銘を覚えた方の訃報でした。最近は、お会いする機会は減っていたのですが、ご活躍はいろいろなところで見たりしておりました。たくさんの方々に影響をもたらしたトップランナーであった方だけに、ショックを受けている人は少なくないでしょう。お世話になりました。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

偉大なる諸先輩方が亡くなることは、あまり想像したくないものですが、いずれはやってくるものです。惜しまれながら逝ってしまわれるものなのでしょう。まだやり残したことや、途中であったこともある中で、いつかは昇ってくる旭を見ることができない朝がやってきます。それが人生だって言ってしまえば、それだけのことなのでしょうが、そんなに簡単には折り合いをつけることはできません。そして、何か大変なことが起きた時に、あの人が生きてくれていたなら…と考えたくなるものです。

私が実施する演劇の公演でも、「死」を扱うことが多くあります。この前の芝居のでも、こんなセリフがありました。

「星は、消えるときにひときわ輝いて消えるそうなんですよ。
雨だって、終わりには綺麗な虹が出るじゃないですか。
終わりはいつだって、美しいものですよ。」

終わりが美しいと必ずしも言えないでしょうし、そんなことを考えることもなく終わりは突然やってくるものなのでしょう。もし終わりが美しいとはいえなくても、諸先輩方のように、生き様は美しかったと言えるように、日々を生きていくしかありません。たとえあなたがいなくても、昇る旭に希望を抱いて。

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