7/31締切「八賢人とまちあるき」子どもガイド募集!

みなさん、

こんばんは。

地元愛と地域活性化について考えています。私は幸せに地元で育ててもらいました。佐賀市内だけでなく、高校は県内だけど佐賀市とは全く違うところに通うことができました。しかし、私がその頃に地元の愛があったかというと、正直なところそうでもないです。私は世界を歩きたかったので、気づけばやはり海外を視野に入れていました。高校留学から海外生活が始まり、その後は、日本で、佐賀で何をやることなどは一切考えていませんでした。私は恩師の死がきっかけとなり、初めて佐賀に戻ろうという考えが生まれました。日本で、佐賀でに何ができるか全く想像もできないまま帰国したのは、ちょうど11年前の夏でした。

世界を歩いてきて、地元に戻り生活を始めてみると、だんだんと地元の良さや、そこに住んでいる人たちの良さがわかってきました。おそらくその良さに気づけるチャンスは高校時代までにもあったのだろうけど、あの頃はそこには興味関心がなかったのだと思います。地元に関する教育がそこまであったかと言われると、思い返せばそうでもなかったです。佐賀の歴史のこと、特産物などについて、あまり印象に残っていませんでした。ずっと「佐賀は何もなか」と言われていたように思います。現在の教育では、地元のことについて学ぶ機会がもっとあるのかも知れませんし、教育の手法も随分と変わったと思います。だから、今の子どもたちはもっと地元愛がある可能性もあります。

いずれにしても、私が考えているのは地元愛をどう育むか、そして地域活性化にどう結びつけるかということです。文化的に魅力的な町にすることが、それにつながると私は考えています。人口減少が深刻になっていく地方では、住みつく人たちを増やさなくてはなりません。住む人が増えない限りは、徐々に町は衰退していくでしょう。集まる税金も減り、行政が提供できるサービスも限られてくることが予想されます。仕事があるという理由だけでは、そこに移住者は増えないと思います。仕事だけが人生ではないからです。人は仕事以外の時間でも充実したいのではないでしょうか。単なるエンターテイメントだけではなく、学びや気づきを得る体験、例えば読書、映画や演劇や音楽や美術鑑賞だったりをしたいのではないでしょうか。それは自分だけではなく、子育ての環境として感性を育むような芸術に触れる体験をさせたいと思うのではないでしょうか。都会に出てしまうのは、そんな魅力があるからではないでしょうか。当たり前と言えば、当たり前の話ですが、私は地域活性化に貢献できるようなまちづくりの取り組みに、もっと文化活動を活用できると信じています。

というわけで、私たち「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」が少しでも子どもたちを対象に、文化体験活動を通じて地元のことをより深く知ることができる取り組みとして実施するのが、「八賢人とまちあるき」の子どもガイドです。まだ若干募集枠に空きがあります。子どもたちが自分たちの言葉で、お客様に地元の歴史に関することを伝える活動です。締め切りが7月31日にせまってきているので、興味ある小学4年生〜中学3年生男女や保護者の方は、ひとまずメールを sagahachikenjin@gmail.com までお送りください。よろしくお願いします。「八賢人とまちあるき」子どもガイド募集に関してはこちらの投稿をご覧ください → https://aoyagi-engeki.com/blog/1613.html
よろしくお願いします。

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