情報モラル

みなさん、

こんばんは。少し寒い日でしたね。週末にかけて気温が下がるようなので十分な対策をせねばですね。

ご存知の方も多いと思いますが、私は「ITサポートさが」というNPO団体と、かれこれ10年くらい続けて毎年、情報モラルの啓発劇を作成してきました。毎年2月に開催されているポスターコンクールの表彰式で披露し、また教材として動画に残しています。演劇が何か役に立つことに活用できている一つの事例です。

モラルというのももちろん大事なのですが、やはりITリテラシーを上げていかないといけないと思うばかりです。データ管理に関してはお粗末な会見をどこその誰かがやっていましたが、あんなものは目も当てられないです。また、特に学校や先生方が管理されている個人情報がたくさん入ったデータのセキュリティの問題はどうでしょうか?ちゃんと守られていると言えるでしょうか?

そんな中で、こんなニュースが舞い込んできました。新潟県長岡市の中学3年の男子生徒が教員用パソコンからIDを入手し、自分の端末で学校のサーバーにアクセスして、成績を改ざんしたそうです。子どもでもそんなことができる技術を持っているので、安易に教員が学校のパソコンなどを監視していない中で使わせてはいけないということです。これはおそらく新潟だけの問題ではなく、日本の小中学校のセキュリティはあまあまな気がするのは私だけでしょうか?

元記事はこちらからどうぞ→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000067-asahi-soci

モラルについて教えることも大切なのですが、学校の先生たちのITリテラシーが足りなかったようにも思います。セキュリティに対しての意識があれば防ぐことができた事件なのではないでしょうか。子どもたちはどんどん大人が使いこなせないようなITスキルを持つようになっていくでしょう。大人が追いついていかないと、これからもっといろいろな変な事件が起きるかもしれません。

まあ、そんなわけで情報モラル教育が行き届いていないことが課題として明るみに出た事件でした。学校の先生方が専門ではないことも多い情報モラル教育について「ITサポートさが」が果たすべき役目はまだまだ大きいようです。

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