演劇教育

みなさん、

こんばんは。今日は雨風な1日でしたね。今も風がビュンビュン吹いています。

私は1年間に色々と動き回ります。そのことが車の走行距離に反映されています。車を買って丸々2年経つのですが6万キロを超えました。年間3万キロ、つまり1日あたり約83キロ走っていることになります。考えてみると乗っている時間も長いですよね。

車がないとこなせないようなスケジュールで動いていることも理由です。特に週末は現場がいくつもある、しかも同じ市ではないこともあるのでやはり移動があります。そこまでして何がしたいの?と思われるかもですが、そこに期待されているから向かうわけです。期待というものは妄想にしかすぎないのかもしれませんが、レッスンや講座、ワークショップをする相手がいるからです。

演劇の面白さを単純に知ってもらいたいのでしょう。レッスンメニューも新しいものを生み出していったりしています。時よりひらめくことがあり、これをやってみたらどうなるだろうというアイデアがでてきます。試しては変えながら一つのエクササイズとして進化させていくのは楽しいものです。

演劇の面白さとは何かと言われると様々なレベルがあるので、一概に答えにくいのですが、端的に言えることは「自分の身体だけを使って他者に気持ちや考えを伝える・伝わる喜び」だと思っています。つまりはコミュニケーションなのでしょう。そして、この人とつながることができる力というのは大切な教育の一つだと私は信じています。それを体感して学ぶことができるのは演劇が最高の手法なのです。

様々な現場の中で個人的に達成感があるのは佐賀大学集中講義として開催している「身体表現入門」です。毎年約50名程度の異学年・異学部の学生が集まり4日間がっつりと演劇に関する内容で組み立ててワークショップをします。最終的には自分たちで作成した演劇を集大成として発表します。最初は知らない人もいる中で、表現をすることに抵抗があり、ヨソヨソしい雰囲気の空間が、1日目の終わりには笑がいっぱいある和やかな空間に変わっているのです。そして、日数を重ねていくとどんどん仲良くなっていき、表現が堂々としてきます。この変化を垣間見れることがたまらないのです。また今年も9月に開催予定ですが、今年からなんとリカレント教育として開講しますので一般の方も受講可能となりました。ただ注意いただきたいのでは、身体をかなり動かしますし、4日間全部受講してもらうことが必要となります。時間の都合がつく方は、是非ご検討ください。達成感あるものとなります!

日時:2020年9月8日(火)〜9月11日(木)1限8:50〜4限16:10

詳しくはこちらのパンフをご覧ください↓↓

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