まなぶよろこび

みなさん、

こんばんは。雪は午後には溶けてしまいましたが、寒い1日でしたね。山間部ではまだ積もっているかもしれませんが…。

今朝は研究室にこもり作業をして、そして午後からは商工ビルで開催されていたSDG’sの勉強会に行きました。行ってみると知り合いの顔ぶれが多かったです。しばらくぶりの人にもお会いできたのは良かったです。今回は「佐賀市まちづくり自治基本条例企業向け啓発講座」として佐賀市協働推進課の主催でした。佐賀市協働推進課とは以前、仕事をさせてもらったことがあり、子ども向けの協働をテーマにしたの作成において物語を私が執筆したことがあります。それを研修でも配布していただいておりありがたかったです。

SDG‘sとは国連がだした「2030年に向けて世界が合意した持続可能な開発目標」です。まだ日本においては見たり聞いたりしたことがあるけれど、中身を知らない人も多いようです。私もそこまでしっかりと理解していなかった部分があったので、今回の【基礎編】は非常に勉強になりました。

おそらく地球温暖化については、本当に地球人みんなで取り組まないと、地球がダメになっていくことはなんとかなくわかっている人も多いと思います。そのなんとなくを、より市民レベルで具体的にしていくことを本気でやっていく、つまり「Transforming our world」を自分ごととしてやるということです。南極の氷が溶けているなどは他人事に感じますが、確実に気候が変化してきて自然災害は増えているし、佐賀でも大きない被害を受けました。もうすでに他人事ではありません。

正直、私もなんとなくの一人だったので、これからは自分がやっていることを、地球を守ることにつながる活動へと変化させることができないかを考えてみたいと思います。

私の場合は演劇をやっているわけですが、その演劇が必要な社会であるためには、人は健康で豊かでないといけないと思います。演劇が求められる世の中いしていくために、私は活動をしているというのは昔から変わらないのですが、SDG’s的な視点で物事を考えてみると、価値観に厚みがましていきます。それがいい作品を作ることにも、より良い指導をすることも役立つと思います。SDG‘sにより、活動や作品やサービスのフォーカスポイントができ、どんな課題を解決するためにやっているのかということが明確になってきます。そのように考えていくと、これまでの常識を疑い、今までなかった新しい発想や方法につながるということを今日の研修で気づくことができました。

そして、夜は九州産業大学へ移動。古賀弥生先生が開催されている「芸術文化のまちづくりゼミ」に参加してきました。これは前々から一度参加したいと思っていましたが、期待通りに様々な分野の方々が集まり、アートによるまちづくりについて語り合う機会となりました。人の話を聞くことも、それに対して意見をいったり、自分のことを話したりすることも、本当に勉強になりました。

というわけで今日はまなぶよろこびを感じた1日となりました。やはり犬も歩けば棒に当たるですね。足を運んで人と出会い、語り合い、学び合うことで人生が変わりますね。無論、私は日々それをやりたいと思ってやっているわけですが、何だか学ぶことの原点に戻った気がしました。

ちょっと新しい脚本のヒントももらいました。少しずつ書きたい内容にリンクしていっているような気がします。もうちょっとで何かが生まれそうです。パワースポットに行けばどーんと降りてきそうですね(笑)。

今日の写真は運転していたら夕日がでてきたので信号待ちでパシャり。

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