何者かになるために

師走になって一気に寒くなった。まあ冬といえば冬だから仕方がないだろう。寒いのは苦手だけど、重ね着など冬だからこそのファッションを楽しもう。どんなことでも楽しみを見つけることができたら幸せな人生をおくることができる。

そこで、考えた。私は朝が苦手で、大っ嫌いなのだが、そんな私の感情など関係なく朝は平等にやってくるわけだ。テンションを上げるまでは難しいけれど、勢いよく拳を振り上げて起きてみることをしてみてはどうかと思った。どのみち起きないといけないことを、プレイフルに考えた方が得だ。とは言いつつ…、きっと朝から元気よくするなんてことは至難な技なのだが…、まあ努力をしたいと思っているということだ。

今日は地味な1日で、多くの時間パソコンに向かっては論文を書いていた。研究をすることは大事だとわかっているが、なかなか思っていることや考えていることを、論文というきちんとした形で出すことは本当に難しい。でも、みんなそんな難しいことをやってのけるから、価値が出るというものなのだろう。少しずつ前進をしているから、それだけでいい。直ぐには出来上がらないものなのだ。

自分が今やっていることがすぐに何かの結果に結びつくわけではない。しかし、学びを積み重ねないと、ただ現状のまま物事をこなすだけになってしまう。新たな知見を取り入れて、実践に生かす。深く思案するために時間を費やすことは自分のためになる。結果的に誰かのためにもなったらいいのだが、それは他者が決めることだ。

自分の中にあるテーマを一つずつクリアし、いつか何者かになるために切磋琢磨していくだけだろう。

今日の写真はオランダハウスと一時期は呼ばれた、旧佐賀銀行の建物だ。いつかここで芝居やりたいと思っている。

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