思案深さ

今日も何かとあっという間に1日が過ぎていった。やることは色々とあったが、わりと集中できた方だ。今夜は遅い時間にzoom会議があったから遅くなってからの帰宅になった。明日まで授業がある。

依頼を受けている執筆原稿があるので、それに取り掛かることができた。なんとなく書ける気がして一気に書いてみた。また少し寝かせて読み返すことにしよう。何か物を書く時は、直感的にかけそうな時間が突然やってくる。それに素直に従うことができればいいのだが、いつもそうではない。変なタイミングでミーティングに行かないといけないギリギリになって、スラスラと文字が出てきたりする。

今日はとある人と会話をしている中で、深く思案するということが圧倒的に足りていないということを話していた。インスタントで出来上がってしまう物事が多い中で、自分も簡単に済ませてしまうことがある。それは現代の流れとして「効率化」を求めてしまうからであろう。それを実現させる、乗り物、インターネットなどがなくて、書物と人と会うことからのみ学びを得ていた時代の方が、個人の思案する力は高かったであろう。そういえば、自転車でアフリカ大陸を縦断した知り合いは、自転車に長い時間乗っている間に、自問自答をずっと繰り返していたそうだ。彼の言葉には思案深いものを感じた記憶がある。最近、やっと本が出版されたらしい。

おそらく私の今の状況において、深く物事を思案できるのは唯一論文を書いている時間だろう。研究の時間が足りないというのも言い訳にしか過ぎないから、もっとちゃんと学びに向き合えるようにしたいものだ。

ところで、もう12月も終わりだが、来年の2月にお芝居やっているので是非見に来て欲しい。↓↓

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