お正月休みは終了

本日は、久しぶりの佐賀城本丸歴史館での出演だった。先月は12/6の出演だったので実に1ヶ月ぶりだった。正月でなにかとサボっていたせいもあって、声が出にくかった。特に今日の演目はセリフが多い演目だったたこともあり、やはり基礎練習もやっていないとこんなにもなるのだということがよくわかった。反省。とはいえ、無事に1日の上演を終えることができた。新年早々ご来場いただいた多くの皆様に感謝だ。

そしてちょっとイベントが予定されているので、上演の片付けが終わってすぐに稽古をしてからの「麒麟がくる」を見たら、もう正月休みは完全に終了ということになった。明日からは日常が戻ってくる。一気にやってくる。イベントが続くが、今週を乗り切ったらなんとかまた楽になれるから、踏ん張るしかない。

さて、首都圏の方は緊急事態宣言が出されるかもしれないという噂が囁かれているが、なかなか態度が煮えきれない政府である。なかなか決められないのもよくわかる。例えば、今月は大学入学共通テストがあるから、文科省としては、その前に緊急事態宣言を出されると困るだろう。政府はこのまま出さずに乗り切ろうとしているのか、とにかく先が見えない。

昨日、とあるテレビドラマを見ていて、ストーリーの中にコロナのことが取り上げられていた。もちろんみんなが困ってなんとか乗り切ろうとしていたことは描かれていたが、その苦難を乗り越えた先にハッピーエンドが待っているというものだった。理想的な幸せな家庭を描きたいのもテレビだから仕方がないことだが、私的にはちょっと安易に美化されているように思えて仕方がなかった。きっと現実はそんなに甘くない。テレビの作り手もそんなことわかっているけど、希望を持たせたいというものであったのであろうと想像できる。だが、今リアルタイムで起きているコロナは取扱注意と言えるものだ。まあ、所詮ドラマというものは、現実的ではないものであるというそもそも論もあるだろう。これからもドラマの中にコロナのことが出てくるとしたら、どう描くかということは、現実とフィクションの適度な距離感が保つのが難しいので、今は慎重になるべきだと思う。

しかし、寒い日が続きますね…。

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