こんなにも国民が分断している中でのオリンピック開催は、どこの国でもなかったのではないだろうか。そろそろわかってきたと思うが、おそらく今から開催中止なんてできない。政府はバタバタといきなり物事を決めて、国民を振り回すであろう。アスリートにとっても、反対派の発言や行動により、ウェルカムをされないことがもっと明るみになってくる中で、オリンピックに参加することをどう受け止めるだろうか。

もちろん賛成派でオリンピック開催に万々歳で待ち望んでいる人もいるだろう。だから、この分断が激しいことが、なんとも言えないこの混沌した雰囲気になっているのだ。意見が真っ向に違っていることに対しては、そんなにすぐには分かり合えない。大変申し訳ないが、そんな状況での五輪開催であることは否めない。

反対派は、多分、政府が中止なんてことを聞き入れないことはわかっている上で、抗議をしていると思われる。期待などはしていないだろう。いかなる状況であれオリンピックは開催されると思わざるをえない。そろそろ現実を受け止めた方がいい。

それでも政府に対してはいくらでも抗議をすることは当然だと思うが、あきらなか分断が見えている中で、一般庶民同士で賛成派と反対派が対立をして変な事件が起きないことを願うばかりだ。例えば人を傷つけ合うようなことにはならないで欲しい。オリンピックの開催の有無というよりは、国民の分断を危惧してしまう。分断しているという事実を踏まえて、違う意見を持っている人がいることを大前提で、物事を冷静に受け止めるよういしたいものだ。

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