演劇って面白い

自分が脚本を書いて、他の人に演出してもらったり、他の団体が演じることは、非常に興味深い。実際に公演を見ると、どんなふうに調理をしてくるのかという期待感と、意外性が混在する。自分だったらこういう演出をするだろうとか、BGMの選曲はこうするだろうというアイデアが出てきたりするものだ。

やっぱり演劇って面白い。

今回書いた脚本の中にこんな台詞がある。

「演劇って時折、そんなとてつもないパワーがあるんじゃないかって思うの。たくさんの人が集まって同じ時間を共有して、一つの生で起きている出来事に心を動かされる。法事とかより神聖な瞬間だと思うの。」

演劇ができることとか、その力をただただ純粋に信じている。だからこそ演劇をやる人、楽しんでもらう人、関わってもらう人を増やそうとずっと思ってきた。大学1年生の時に演劇に出会った衝撃から、もう30年近く、演劇をすることだけは一度もやめずに、ずっとやり続けている。

そんなわけで、今日は、精一杯、そして伸び伸びと演じていた若者たちにパワーをもらった。また脚本を書く意欲やエネルギーが湧いてきた。

今回書いた脚本のインスピレーションを与えてくれたのは、合唱作曲家の弓削田健介さんの「つぼみのうた」だった。
https://www.youtube.com/watch?v=aN_tohsjyLs

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